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このブログは痛みで困っている方に 笑顔を取り戻して頂きたいという思いで綴っています。
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先日ご紹介した「痛みが楽になるセミナー in 京都」は定員の15名に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
京都での「痛みが楽になるセミナー」は、江原鍼灸整骨院の江原院長が、2~3ヶ月に1回くらいのペースで、定期的に開催していただけるとのことですから、今回間に合わなかった方は、次回のセミナーまで少しお待ち下さい。

このセミナーは筋筋膜性疼痛症候群、不定愁訴、線維筋痛症などの改善法について知っていただく為のものですので、今後も多くの方に参加していただきたいと思います。
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秋田県大館市の「かねた整骨院」の金田先生が、
トリガーポイント研究所の活動にご賛同いただき、
賛助会員へのお申し込みを頂きました。

関東以北では初めてのお申し込みでしたので嬉しい限りです。
これから東北地方で筋筋膜性疼痛症候群の考え方が広がることを心から願っています。

現在トリガーポイント研究所のサイトのシステムを変更中ですので
サイトでのご紹介が送れますことをお詫び致します。


これまで社会的に認められていた説が覆される事を「パラダイムシフト」とか「コペルニクス的転回」などと呼ぶ事があります。

「コペルニクス的転回」と呼ばれるのは、パラダイムシフトの例として、古代から信じられてきた「天動説」が「地動説」に変わったという歴史がよく知られているからでしょう。

Wikipediaにもパラダイムシフト例としてこの事が挙げられています。

まず旧パラダイム(例:天動説)が支配的な時代は、多くの人(科学者)がその前提の下に問題解決(研究)を行い、一定の成果を上げるが、その前提では解決できない例外的な問題(惑星の動きがおかしい)が登場する。このような問題が累積すると、異端とされる考え方の中に問題解決のために有効なものが現れ、解決事例が増えていくことになる。そしてある時期に、新パラダイム(地動説)を拠り所にする人(科学者)の数が増えて、それを前提にした問題解決(研究)が多く行われるようになる。以後、以上の動きが繰り返される。

地動説は紀元前280年にアリスタルコスが科学的レベルで説明し、コペルニクスの登場まで1800年間はこの説が信じられていたようです。

コペルニクスが「天動説」を1510年に発表しましたが、その説はなかなか受け入れられる事無く、ケプラーの「ケプラーの法則」や1687年にニュートンが「自然哲学の数学的原理」を発表する頃までは定説では無かったようです。そうしますと天動説が発表されて定説のなるまで180年近くかかっている事になります。

では、これを「腰痛」にあてはめてみましょう。
腰痛の原因として「椎間板ヘルニア説」が世に現れ手術が始まったのが1932年と言われています。これを「腰痛の地動説」としましょう。

Wikipedianiの「パラダイムシフト」の説明にもありますように、この手術は「一定の成果」を上げた為その後も支持され現代まで引き継がれて来ています。

一方、トラベルとサイモンズが筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の書籍を発表し、痛みの多くが筋筋膜のトラブルであると発表したのが1983年で、これを「腰痛の天動説」としますと、今年は2011年ですから、すでに28年が経過したことになります。

腰痛が椎間板ヘルニアなどの構造的な異常が原因ではなく、筋筋膜のトラブルであるという説が社会的に認められるようになる「腰痛のパラダイムシフト」はいつ起きるのでしょうか?

天動説が地動説に変わらなくても、我々庶民の生活にはあまり影響がありませんが、「痛みのパラダイムシフト」は一日でも早く行われなければ、痛みで苦しみ、生活の質が低下して困っている方は増え続けます。

私たちは新パラダイムである「筋痛説」での解決事例を世に多く提示し、これを拠り所とする医師や治療家の数を増やさなければなりません。

初源的自由の獲得=アレクサンダーテクニークの考え方

シェークスピア劇の俳優だったF.M.アレクサンダーは、
舞台での朗誦の際、声が出なくなると言うアクシデントに見舞われ、
それを契機に自分の姿勢や体の使い方、感情の動きなどを見つめ、
それを修正して行くことで声が出るようになりました。

その過程で彼は、自分自身の体の誤った体の使い方が、
体の限られた一部ではなく、体全体に影響を及ぼしている事、
また、その誤った体の使い方は、意識にのぼらない心の働きが関係していることに気づき、
心と身体の調和のとれた相互作用が様々な症状を緩和して行くとしています。

彼が身体の使い方の中で最も重視したことは頭の位置、頭の支え方で、
ほとんどの人が顎を挙げ頭を後に引く癖があることを発見しました。

実は頭の重心は支点よりも前方にありますので、
頭は常に後に引く筋肉によって保たれています。

この後に引く機能が過剰となり過ぎると
後頭部や首の緊張だけでなく背部の緊張を作ります。

そしてそれは身体全体に連動して行き、
全身の緊張や呼吸機能、内蔵機能にまで影響を及ぼして行きます。

従って頭部を重力に従った状態に保つことで、
全身の機能が回復してくるという考え方です。

アレクサンダーは、この頭の位置を最も楽に支えることなしには
全身の様々な愁訴は解決できないとして、
頭の位置を重力に従った状態に保つことを
「初源的自由」と名付けて重要視しています。

集合写真を撮るときや免許証の書き換えで顔写真を撮るときに
「顎を引いて下さい!」と言われた経験のある方は多いのではないでしょうか。
知らず知らずの内に頭を後に引く癖がついているのです。

そこで、できるだけ余計な力を使わないように頭を支えるようにすると
首や肩、そして背中やお腹などに入っていた
無意識の緊張が抜けるのを感じるでしょう。
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プロフィール
HN:
佐藤 恒士
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1952/10/27
趣味:
写真撮影
自己紹介:
福岡県福岡市在住。

趣味は五十の手習いで始めた写真撮影。

カイロプラクティック、オステオパシー、整体法、心身医学などの研究を通して、故ジョン・F・ケネディ大統領の主治医だったトラベル博士と、航空宇宙医学の研究者だったサイモン博士が発表した「筋膜痛と機能障害」の論文に出会い、トリガーポイントの存在を知る。

その後、トリガーポイント・ブロックで治療を行われている、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生に出会い、痛みの原因がトリガーポイントにある事を確信する。

トリガーポイントの考え方を整体法治療プログラムに取り入れた、「トリガーポイント整体法」と、自分で痛みを軽減する「トリガーポイント・エクササイズ」を開発し、後進の育成に力を注いでいる。

また、トリガーポイントの事を多くの方に知って頂く事が、痛みで苦しんでいる方々に光と希望を与え、痛みを軽減する事になると、講演会などを通じて啓蒙活動を行っている。
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